勢いだけで突っ走る

いやもうホント垂れ流しです。

シーズンは終わる。フットボールは続く。


NFC Championship: Green Bay Packers vs. Seattle Seahawks highlights - NFL Videos

 

この結果は直視出来ない。とても辛い。辛い月曜日の朝だった。

朝方5時に起き、暗がりと寒さに耐えながら、電気を点け、布団を被りながらCS放送のチャンネルに合わせ、仕事に間に合うように試合が終わればいいな、あわよくば勝てば、2月まで浮かれて過ごせるななんて、そんな風に考えていた。

 

途中、期待に見事応えてくれる形で大差がついた。16点差。いわゆる3ポゼッション差というやつだ。この時点で私は殆ど浮かれていた。スーパーボウルはほぼ確実だ。どうやって2月最初の月曜日の仕事を休もうかと、そんな事ばかり考えていた。

 

アーロン・ロジャースは怪我の影響か期待するほどのパフォーマンスは発揮してくれなかったが、ラッセル・ウィルソンの出来は更に酷かった。今季3年目、デビューの頃から見ているがこれ程惨憺たる出来と言って差し支えないウィルソンは初めて観た。

前半だけで3回のインターセプト、1stDownは1度も無い。この時に確信していた。

やっと開幕戦の借りが返せると。何より3年前のあの時とは違うのだと。

 

今季は昨シーズンに比べると大分期待値が高かった。昨シーズンはアーロン・ロジャースとランドール・コブの二人が怪我による長期離脱で思ったような成績が残せず、結局レギュラーシーズン最終戦までもつれ、シカゴ・ベアーズの直接対決に勝利し、3年連続の地区優勝こそ果たしたが、結局ワイルドカード49ersに敗れ(しかも地元ランボーフィールドでまたもキャパニックに・・・)、シーズンはあっけなく終了してしまった。(とはいえ、ベアーズ戦の残り46秒からの決勝TDは今後忘れられないBigPlayとして私の記憶に留まり続けるだろうが・・・)

 

その昨シーズンからは打って変わって、ベアーズからOLBのジュリアス・ペッパーズを獲得し、ドラフトではハハ・クリントンディックスを獲得し、ディフェンス陣は大分改善されていたし、オフェンス陣は目立った補強は無かったが、RBエディ・レイシーの安定した走りと2年目の成長やシーズン通してランドール・コブとジョーディ・ネルソンのWR二人がヤードを稼いでくれた。ライン陣も一時期の壊滅的な状況を打破し、QBアーロン・ロジャースにしっかり時間を与えてくれていた。

しかし、何と言ってもアーロン・ロジャースを置いて、このチームは機能しない事は周知の事実だ。逆に言えば、ロジャースさえ居れば、このチームは何度だって立ち向かえる。数々の記録を持つロジャースだが、その指にはめられたチャンピオンリングは未だ1個。そんなのは寂しすぎる。今季こそ2個目を獲りに行ける。

そんな確信めいた予感があった。

 

 

不安を感じたのは第3Q 残り4分50秒。レッドゾーンまで攻めこまれたが、何とか3rd&OutでFGという場面でフェイクFGからのTDを許した時だ。あぁ、まだ諦めていない。ここはシアトルなんだと。

しかしそれでもまだ実際に負ける等とは微塵も思ってもいなかった。ロジャースは確かに不調だが、5分以上を費やしてFGをきっちり決めて点差を再び12点差まで広げたからだ。この時点で残り10分弱。その後残り5分まで経過した所でラッセルウィルソンが本日4回目のインターセプトを犯した。残り時間と点差を考えれば、大番狂わせは中々に難しい状況なのは、誰の目にも明らかだった。明らかだったはずだ。

 

時間とTOを消費させて、実際に予定通りだったと思う。残り時間が2分を切る前にTDを決められたが、それでも5点差。FGでは追いつけず、絶対にTDが必要な場面。

オンサイドキックは当然の選択だが、ヘイルメリーパスと同様中々決まらないのが、オンサイドキックだ。ギャンブルと言っていい。そもそもキックオフはレシーブ側に有利なようにルールが敷かれている。落ち着いて捕球すれば、2minとTO1回のSEAは良くて数秒、悪ければシーズン終了してもおかしくなかった。

 

しかし賭けに勝った。ここがシアトルだったからか。はたまた狙っていたのか。捕球専門のレシーバーの前ではなく、ブロック要員の目の前に蹴り込み、ファンブルし、それをSEAが抑えた。悪い予感というものはつくづく当たるものだ。

 

正直な話をしよう。この時点で私の頭のなかでは逆転される事は決定事項だった。問題はどれだけ時間が残るのか、その一点だった。

かくして、またも悪い予感は当たった。

だが、幸いにも時間は1分30秒余り残り、TOも丸々3回残している。ExtraPointを決めても2点差。FG圏内まで行けば、我々の勝利だ。

 

しかし、ここから私の予想は外れた。無論悪い意味でだ。

2Pt-ATTを決められ、3点差。FGを決めても同点止まり。

 

この時の私の胸の内は試合終了後にメディアに袋叩きにされるであろうオンサイドキックで痛恨のミスを犯したブランドン・ボスティックやスペシャルチームよりも、むしろ2Pt-ATTを決められたディフェンスチームこそ責められるべきではないか?という思いで一杯だった。

 

それでもアーロン・ロジャースは気迫を見せた。怪我で引き摺る足で自ら走り、陣地を確実に進め、FG圏内に突入し、同点まで漕ぎ着けたのだから。

だがそこまでだった。OTの頃にはいつものシアトル・シーホークスで、いつものラッセル・ウィルソンだった。むしろ必然といっていい結果だった。

 

落胆は強かった。そしてそんな状況でも仕事に行き、滞り無く勤めを果たした自分にも誰かから英雄のように讃えて欲しいと思える程にはハートブレイクだった。

 

たらればを言えばきりがない事は分かっているつもりだ。あのオンサイドキック、あの2Pt-Att、そして何よりロジャースさえ万全なら、、、と。

しかしレギュラーシーズン最終戦のDET戦での怪我がまさかここまで引き摺る事になるとは。。。

怪我をしたロジャースもそうだが、怪我の原因となったダムコング・スーの踏みつけでワイルドカードには出場出来ず、DETの敗因の一つとなり、ロジャースも怪我の影響でスーパーボウルには手が届かず。やっぱりペナルティは誰も得しねぇな。

 

さて、私の中でフットボールのシーズンは終わってしまった。中々に楽しめたのは事実だが、ヴィンス・ロンバルディ・トロフィを獲らなければ、苦味のまま次の秋まで待たねばならないのが辛いところだ。

次のシーズンこそは2月まで勝ち残れますように。

 

さぁ、これからは野球とバスケのシーズンだ。